親子野菜ソムリエになる

野菜ソムリエになって、1番嬉しかった事は何ですか?

と、聞かれることがあります。

キッズ野菜ソムリエ講座で、トマト嫌いだったお子様の、トマト嫌いを克服出来たこと。これは、その子の人生に、良い事をしてあげれたな。と、いつも嬉しくなります。

ヤサイコトバで、野菜の見方がかわり、愛おしくなりました。って言ってもらえた事も嬉しい。

1つには絞れないけれど、どうしても1つに。と言われたら、、

息子2人が、思春期にもかかわらず!野菜ソムリエになって、オカンの仕事を知りたい!と、本当に野菜ソムリエになってくれた事です。

時は、2015年お兄ちゃんは中2。反抗期真っ只中。弟は小6。野菜ソムリエおれもなれる?と聞いてきたのは、弟の方でした。彼は、キッズ野菜ソムリエを受講したので、熱は高まったのだと思います。

兄の方は、、

仕事手伝ってやるよ!的な男気でした🤣2人とも、野菜ソムリエになって、お母さんを手伝う。という目的を自ら持ってくれた事が、そりゃ、やっぱり嬉しかったですよ。当時、テレビの仕事をいただくようになったばかり、、四苦八苦しながら日々走り回わり、計量スプーンと格闘していて、見かねたのかもしれませんが🤣

当時、弟の方が学校で将来なくなる職業、なくならない職業という学習があり、なくならい職業に、野菜ソムリエと発表したと、先生からききました。

理由は、野菜ソムリエは、人が野菜をどう感じて、楽しんで、どこが美味しいか、何が素晴らしいかを人に伝える仕事だから、ロボットにはできないし、ロボットでは心に響かすことはできない。という風にゆーたそうです。

すごいやん(笑)野菜ソムリエめっちゃ理解してるやん。ちなみに、その年の夏休みの読書感想文は、福井理事長の著書 野菜ソムリエをつくったわけ で書きましたからね(笑)筋金入りです。

野菜ソムリエ講座を受講した時、ベジフルコミュニケーションで教わった事が、かなり心に残ったようで、【人の心に触れる】という事の大切さを学び、それは今もいきています。

とはいえ、、

それでなくても、普段勉強しないんだから、なかなか試験対策は大変でございました🤣

野菜ソムリエになるためには、ペーパー試験の他に、ベジフルカルテという、野菜果物を使ったレシピをメインに保存方法など、細かく記して提出する課題ががあります。5枚だったかな?

夏休みの自由研究さながらの文字数と、学びな訳ですよ。お兄ちゃんの方は当時から、料理男子だったので、自分であれこれとレシピを楽しんで作れたのですが、、弟の方はからっきし😅スクランブルエッグもおぼつかないほど。レシピ作るなんてまぁ無理ですよ(笑)

そこでかぁちゃん考えた。これをきっかけに、料理男子にしちゃろ。まずは、伝承だわ!

って事で、、お母さんは何を出したの?と興味を持ってくれたので、自分が提出したレシピ、そのまま一緒に作りました。

野菜ソムリエはまず自分が知って楽しむ事からなんです。ぴかりんの憧れの野菜ソムリエは、この時点では、かぁちゃんなわけで、、🤣憧れの野菜ソムリエさんの原点の料理を自分も作ってみる。って事に楽しみを感じてくれたわけです。今思ったら、かわいいわぁ🤣

でもね、、全く同じ分量で、全く同じ工程で作ってみたけど、、本人もう少し甘くしたかったり、柔らかい方が好みだったり、やっぱり違うわけです。小さじ1は小さじ1と2分の1になり、2分ゆがくが2分30秒になる、、それだけでも、結構違う物になるんですよね。七味があるなしでも、全然違う料理になる訳です。その好みの違いに気がつけたのも非常に有意義でした。

料理した事ない小学生でいきなり、自分1人ではできないし。。だから、わざと、本当に料理を知って、作るために、お手本をもとに一緒に作ったのですから。料理って伝える物だと思います。

お陰様で、いまだに、ぴかりんは果実シロップ作れます。梅の季節になると、あの時のシロップ作らなきゃねー。なんて話せるくらい。

いま、2人とも料理男子になり、あーだこーだ、私のレシピにも口を出してくるし(笑)なんなら、ゴーストライターにでもなったかのように、提案してきたりします。それを、ちょいちょい使います(笑)いや、本当ありがたい。良い関係です。

人にはそれぞれ考えがあって、想いがある。批判するのは簡単だけど、物事は深く見ていかないと、真意が分からない事もありますよね。野菜ソムリエになって、10年の中には色々な出来事もありました🤣

親子野菜ソムリエになったこの辺りの時期は、嬉しい事もある反面、ちょっと嫌がらせを受けたりして、野菜ソムリエが嫌になった時もありました。もやもやして、でも、踏ん張った。そんな時期でした。今は教訓的な思い出ですが、もうこの時には戻りたくはないかな(笑)

次回は、野菜ソムリエアワード参戦!についてです。

弟 イベントで野菜ソムリエとして活躍
お兄ちゃん、有言実行、中学生ながら、野菜ソムリエとして仕事をサポート