
野菜は体の栄養に。
ヤサイコトバは心の栄養に。
「コトバで楽しむヤサイの話食」
花に花言葉があるように、野菜にも言葉を。
それがヤサイコトバです。
今回は周南市中須にある「教法寺」さんにお邪魔しました。
中須という土地と私がつながったのは、少し前のことです。
私が取り組んでいる「夏みかんプロジェクト」と、中須で棚田を守る「棚田清流の会」さんが、同じ年に農林水産省の「ディスカバー農山漁村(むら)の宝アワード」を受賞したのがきっかけでした。
まったく別の場所で動いていたふたつの活動が、思いがけず同じ舞台で出会ったのです。
そんなご縁がつながり、今回あらためてこの地を訪ねることになりました。
棚田に流れる水音や、あたたかく迎えてくれる人びと、春の恵み。
中須の皆さんが守り、育ててきた風景と営みを、少しずつ紹介していけたらと思っています。
「棚田清流の会」とは?|教法寺三木住職に聞く

あなたもきっと、気になったのではないでしょうか。
「棚田清流の会」ってどんな会なんだどうって……
さっそく三木住職に聞きました。
中須の棚田を守るために、地域の有志が集まって結成した会です。
米作り、草刈り、清流の保全など、住民が一丸となって活動しています。
素晴らしい取り組みですね。
地域保全のために、住民が団結して活動する……
今の日本には薄れてきた文化のひとつかもしれませんね。
ちなみに、「棚田清流の会」には面白いルールがあるのだとか。
三木住職に聞きました。
はい。“評論家にならない”というルールがありましてね。
“誰でも参加できるけど、ただの評論家はお断り”。
手と足を動かすことを大事にしてるんです。
よくいる現場監督ってやつですかね……
口だけでは地域は守れないよってメッセージ性を感じます。
地域のみなさまで守られた棚田周辺には、春の訪れを感じさせるものがいっぱいあります。
つぎからは、食事処「たまちゃん」の藤井万里子さんを助っ人に、山菜狩りに出かけます。
自然の恵みを堪能|春の山菜取り

中須の春を堪能すべく山菜取りに向かいながら、藤井万里子さんにお店のことや食材について聞いてみました。
春は山菜がおいしい季節なので、よく取りに出られるのだとか。
まずは、お店の由来というか、どんな思いではじめられたのかを聞きました。
藤井万里子さんの回答
もともと地域のお母さんたちと一緒に、地元の食材を活かした家庭の味を届けたいと思って始めました。
今では棚田米や山菜を中心に、季節感のある料理をお出ししています。
お弁当には同じものを入れないというこだわりもあるんですよ。
といことは、使用食材は地元のものが多いのですか?
藤井万里子さんの回答
はい。棚田米はもちろん、野菜も山菜もほとんど地元産。
春は“タラの芽”や“わらび”、“こごみ”が人気ですよ。
おおっ!最高の贅沢ですね。
春の味覚を満喫できそうです。
ちなみに、中須ではとれたてのわらびをあく抜きをせずに、塩茹でで食べるそうです。
苦味は残るそうですが、お酒にぴったりはまるようです。
※わらびはあく抜きをしないと、下痢や嘔吐などの症状もでる可能性があるため、ご注意してください。
↓食事処たまちゃんの情報はこちらから↓
農家レストラン『食事処 たまちゃん』
営業日:第1・3の土・日曜
ランチタイムのみの営業
完全予約制
ご予約は:0834-89-0777
(予約受付は月・火・水のAM9~12)
気になる方は、ぜひ足を運んでくださいね。
ちなみに後半は藤井万里子さん自慢の「春の味」をお届けします。
ズッキーニとは
「ズッキーニ」は、ヤサイコトバ作家である、私、西川満希子が出演し、季節の野菜を使ったシンプルなレシピと楽しいトークを提供するお野菜トークバラエティ番組です。
また、月替わりで新たなヤサイコトバを紹介したり、ゲストを招き、料理コーナーを
披露します。
【放送スケジュール】
放送局 | 放送日時 |
---|---|
CCSシティーケーブル周南 12ch | 毎日 8時、14時、23時45分 |
山口ケーブルビジョン | 月~土 (毎月1、16日更新) 8:30~8:45 |
【2025年5月前半放送の詳細】
▼ゲスト
- 教法寺三木住職
- 農家レストラン『食事処 たまちゃん』藤井万里子さん

繰り返し視聴ができるスケジュールとなっておりますので、ぜひともお見逃しなく。
旬の野菜と楽しいトークで、お料理がさらに楽しくなる「ズッキーニ」をご覧ください。
ぜひ感想をコメントで教えてくださいね!
お待ちしています。