【ヤサイコトバ】梨編

野菜は体の栄養に。

ヤサイコトバは心の栄養に。
「コトバで楽しむヤサイの話食」

花に花言葉があるように、野菜にも言葉を。
それがヤサイコトバです。


梨は【愛情】です

秋の果物と言って、真っ先に思いつくのが梨ではないでしょうか。

梨の魅力といえば、特有のシャリシャリとした食感とみずみずしさですよね

あの食感が、私たちをさわやかな気分にさせてくれます。


そんな梨のヤサイコトバは・・・

愛情

です。

今回は梨の食感にスポットを当てつつ、ヤサイコトバを深ぼっていきます。


食感の秘密


梨の食感の秘密は、「石細胞(せきさいぼう)」という細胞にあります。

梨の皮は実と中の種を守るために硬くなりますが、梨の場合は、その硬さが果肉の中にも広がっています。

果肉が未熟なうちは、この石細胞が種を守り、果肉を硬くしています。

しかし、実が熟すると、石細胞は果実全体に散らばり、私たちが楽しむシャリシャリの食感に変わるのです


ここには、自然界のしくみと、果物がその種を守る強い愛情が見られますね。

梨が成長する過程は、果肉が硬くなることで種を保護し、熟すタイミングで食感が楽しめるように変化する。

このシャリシャリした食感の秘密には、まるで親が子を守るような、愛情深いストーリーが隠されているのです。


次に梨を手に取るとき、シャリシャリとした食感を楽しむだけでなく、その中に秘められた自然の愛情を感じてみてください。

梨がもたらしてくれる喜びを、発見できるでしょう。

そして、愛情いっぱいの楽しいひとときを、梨とともに過ごしてみてはいかがでしょうか。

その一口には、自然があなたに送る、温かいメッセージが込められています。


そんな梨の「愛情」レシピを紹介します。


梨【愛情のレシピ】

梨の酵素で肉がやわらかくなります

「梨入りプルコギ」

【材料2人分】

  • 牛こま切れ肉・・・200g
  • タマネギ・・・1/2個
  • パプリカ・・・1/4個
  • 梨・・・1/2個(150g)

(A)

  • しょうゆ・・・大さじ1と1/2
  • 砂糖・・・大さじ1
  • 酒・・・大さじ1
  • おろしにんにく・・・1片分
  • ごま油・・・大さじ1
  • 一味唐辛子・・・小さじ1/3
  • 白すりごま・・・大さじ1

【作り方】

  • 梨はすりおろし、(A)の材料と混ぜ合わせてタレをつくり、牛こま切れ肉を10分以上漬ける。
  • タマネギ・パプリカは薄切りにする。
  • フライパンを熱し、(1)を色が変わるまで炒めて(2)を加えてしんなりするまで炒め合わせる。
  • 器に(3)を盛りつける。


これからの季節にぴったりの一品です。

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