野菜は体の栄養に。
ヤサイコトバは心の栄養に。
「コトバで楽しむヤサイの話食」
花に花言葉があるように、野菜にも言葉を。
それがヤサイコトバです。
自然薯は【長寿】
「自然薯(じねんじょ)」
その名前を聞いたことがあるでしょうか?
じつは自然薯、疲労回復や健康増進に効果があるとされ、日本人にとって古くから親しまれてきた食材なのです。
そんな自然薯のヤサイコトバは・・・
「長寿」
です。
その理由と、自然薯が持つ力を深掘りしてみましょう。
自然薯はその力強さから「山鰻(やまうなぎ)」とも呼ばれ、疲れた体を元気にしてくれる食材として知られています。
栄養価の高さから、漢方では「生命を養い、長寿に役立つ」とされているのです。
また、稲作が日本に伝わる以前から、山の神さまが私たちに提供してくれる食物として、この自然薯は長い間日本人の食生活を支えてきました。
自然薯の特徴的な風味は、大地そのものを感じさせ、食べると心も体もリラクゼーションの時間を過ごせるようです。
この健康効果から、日本では「3日とろろ」という風習があり、新年の3日目には自然薯のとろろを食べて健康や長寿を願うのです。
そのため、自然薯はその力強さと栄養価の高さから、「長寿」を象徴する食材となったのです。
次のお正月には、あなたもぜひこの自然薯のとろろを食べて、その力を身につけてみてください。
おそらく、新たな元気と活力を感じることでしょう。
自然薯「長寿」のレシピを紹介します。
自然薯【長寿】のレシピ
「自然薯の明太子和え」
【材料2人分】
自然薯 …200g
明太子 …小1/2腹
しょうゆ …少々
もみのり …適量
青ねぎ …適量
【作り方】
1.自然薯は皮をむき、縦4等分に切ってビニール袋に入れ、めん棒でたたいて食べやすい大きさにする。
2.明太子は薄皮をはずしてほぐし、しょうゆと一緒に(1)に入れ、袋の上からもみ込むように混ぜ合わせる。
3.器に(2)を盛りつけ、もみのりと青ねぎを散らす。
\作り方を動画で見る/
※動画の食材は長いもを使用しています。自然薯に置き換えて作って下さいね。