【ヤサイコトバ】水菜編

野菜は体の栄養に。

ヤサイコトバは心の栄養に。
「コトバで楽しむヤサイの話食」

花に花言葉があるように、野菜にも言葉を。
それがヤサイコトバです。

水菜は【名を成す】

「水菜」、一見シンプルながら、日本の野菜文化を代表する存在の一つです。

「ヤサイコトバ」で表すと・・・

「名を成す」

です。

それは何故なのでしょうか。

水菜の魅力について、より詳しく掘り下げてみましょう。

日本で数少ない固有の野菜である水菜は、古都、京都で生まれました。

そのため、「京菜」の一つとして知られています。

水菜という名前の由来は、非常にシンプルです。

肥料などを使用せずに、単に畑に水を張るだけで育つため、「水菜」(水で育つ菜)と名付けられました。

水菜はシャキシャキとした食感、緑と白の美しい色彩が特徴の野菜です。

その栽培のしやすさから、京都だけでなく日本全国で広く愛され、その名を広めました。

一株からは細い葉柄が何本も伸び、まるで千筋が走っているかのように見える水菜は、「千筋菜」(センスジナ)とも呼ばれ、千の才能を伸ばして名を成す、という縁起の良いイメージを持つ野菜です。

「名を成す」


この言葉は、自分の努力と才能を信じて、目標に向かって進んでいくあなたにピッタリですね。

その勇敢な挑戦が、水菜のように美しく芽吹き、大きな名を成すことを願っています。



水菜「名を成す」のレシピを紹介します。


水菜【名を成す】のレシピ


「水菜のごま和え」


【材料2人分】

水菜      1束(200g)
白すりごま   大さじ3
カツオ節    小1袋
きざみしょうが 1/2片分
韓国のり    5枚
ごま油     大さじ2
しょうゆ    大さじ1
砂糖      小さじ1


【作り方】
1.水菜は根元を切り落とし、3cm長さに切り、水にさらして水気をよく切る。

2.ボウルに(1)を入れ、白すりごま・カツオ節を加えてよく混ぜて、きざみしょうが・手でちぎった韓国のり・ごま油・しょうゆ・砂糖を加えて、手で軽くもみ込むように混ぜ合わせ、少ししんなりさせる。

3.器に(2)を盛りつける。


ぜひ、一度試してみてね!