【ヤサイコトバ】青梗菜(ちんげんさい)編

野菜は体の栄養に。ヤサイコトバは心の栄養に。
「コトバで楽しむヤサイの話食」

花に花言葉があるように、野菜にも言葉を。
それがヤサイコトバです。



青梗菜(ちんげんさい)は厚き友情

青梗菜(ちんげんさい)の花言葉は「小さな幸せ・元気いっぱい」です。

どうでしょう。

あなたのイメージと通りでしたか・・・

では、青梗菜(ちんげんさい)をヤサイコトバで表すと。

「厚き友情」です。


「青梗菜」、この名前を聞いてピンときた人もいれば、初めて聞く人もいるでしょう。

青梗菜は、もともと中国の野菜で、その厚い葉と豊富な栄養が特徴的です。

そして、この青梗菜(ちんげんさい)には、「厚き友情」を象徴する出来事がありました。


それは1970年、日本と中国の関係が改善した時期、青梗菜(ちんげんさい)が日本に初めて紹介されたことに由来します。

パンダと共に送られた青梗菜(ちんげんさい)は、日中友好の象徴となりました。

その肉厚な葉とさっぱりとした味わいは、日本人の舌にもすぐに馴染み、あっという間に人気の野菜の仲間入り。

さらに、この青梗菜(ちんげんさい)の葉を横から見ると、手を差し出して握手を求める姿にも見えます。

まるで新たな友情を求めるかのように、青梗菜(ちんげんさい)は私たちに親しみを感じさせてくれます。


今日は友達と一緒に青梗菜を使った中華料理を作ってみてはいかがですか?

その円卓の上で、青梗菜をつつきながら語られる友情の話は、きっと素敵な思い出になることでしょう。


以上、中国からやってきた青梗菜の物語でした。

あなたの食卓にも、この厚き友情を象徴する野菜を加えて、さらなる絆を深めてみてください。

「青梗菜(ちんげんさい)」厚き友情のレシピを紹介します。


青梗菜(ちんげんさい)【厚き友情のレシピ】

「豚こまと青梗菜(ちんげんさい)の和風煮」

【材料2人分】

豚こま切れ肉  100g
チンゲンサイ  2株
しょうが    1片
サラダ油    少々

(A)
牛乳      100ml
水       50ml
酒       大さじ1
片栗粉     小さじ2
「ほんだし(R)」 小さじ1
しょうゆ    小さじ1
塩       小さじ1/2
こしょう    少々


【作り方】

1.チンゲンサイは茎と葉に分け、茎はくし形切り、葉は食べやすい大きさに切る。

2.(A)の調味料を混ぜ合わせておく

3.フライパンにサラダ油を熱し、しょうがのせん切りを炒めて香りが立ったら、ひと口大に切った豚こま切れ肉を加えて、色が変わったら(1)の茎を加えて全体に油がまわるように炒める。

4.(3)に(2)をまわし入れ、(1)のチンゲンサイの葉を加えてとろみがつくまで手早くからめて器に盛りつける。

ぜひ、試してくださいね!