【ヤサイコトバ】レンコン編

野菜は体の栄養に。

ヤサイコトバは心の栄養に。
「コトバで楽しむヤサイの話食」

花に花言葉があるように、野菜にも言葉を。
それがヤサイコトバです。



レンコンは【発展】

「レンコン」、特徴的な見た目から独特のイメージを持つ人も多いでしょう。

レンコンの「ヤサイコトバ」は・・・

「発展」

です。

なぜ発展なのでしょうか。

レンコンの魅力とその背後にある物語を、詳しく解き明かしてみましょう。


レンコンは、お祝い事によく使われます。

「穴のあいたレンコンさん」

という歌のフレーズが示す通り、その穴が開いている構造は、先の見通しが良いことを象徴し、縁起が良いとされています。

じつはその穴に、レンコンの成長に欠かせない重要な役割が隠されています。

レンコンは、蓮の地下茎が肥大化した部分で、一見すると泥の中に生息しているように見えます。

ですが、泥の中でレンコンは

「親、子、孫」

と、何代にもわたる生命の連鎖をつなぎ続けています。

その連鎖を保つために、その穴が大いに活躍するのです。

水面の上に広がる蓮の葉から取り込んだ空気を、穴を通じて泥の中のレンコンへと運び、成長します。


泥水から清らかな花を咲かせる姿は、「発展」の象徴とも言えますね。

決して環境が甘くない中で、知恵と工夫を駆使して美しい花を咲かせるその生命力は、まさに私たちが目指す発展の方向性を示しています。

レンコンのように、困難な状況でも工夫と努力を重ねて進むこと。

そこに、あなたの

「発展」

が待っています。


レンコン「発展」のレシピを紹介します。


レンコン【発展】のレシピ

「レンコンの柚子胡椒なます」


【材料4人分】

れんこん  …300g
酢     …大さじ1
ゆずの皮  …少々

—–(A)—–
水     …180ml
酢     …120ml
砂糖    …大さじ5
柚子こしょう…小さじ1/2
塩     …小さじ1/3


【作り方】

1.れんこんは皮をむき、5mm幅の半月切りにし、酢水にさらす。(小さい場合は輪切りにする)

2.沸騰したお湯に酢(大さじ1)を入れ、(1)を入れて2分ほど湯がいて水けを切る

3.鍋に(A)を合わせ、さっと沸騰させ、甘酢を作る

4.ボウルに(1)とせん切りにしたゆずの皮と(3)を入れて、冷めるまで漬け置く。


\作り方を動画で見る/