野菜は体の栄養に。
ヤサイコトバは心の栄養に。
「コトバで楽しむヤサイの話食」
花に花言葉があるように、野菜にも言葉を。
それがヤサイコトバです。
枝豆は【ありがとう、お父さん】
枝豆、その名前に隠された意外な事実をご存じでしょうか?
じつは、「枝豆」という名の植物は存在しないのです。
なぜなら、われわれが枝豆と呼んでいるものは、成長途中のダイズを収穫したものなのです。
これは、日本の独特な食べ方で、今では海外でも「EDAMAME」と呼ばれ、人々に親しまれています。
それでは、なぜ「枝豆」と呼ばれるのか。
枝豆の特徴である、豆が枝に付いたままの状態で収穫されることから、その名がついたとされています。
この枝が、地面から離れた豆にまでしっかりと栄養を届ける存在です。
まさに家庭を支える父親のような役割を果たしていますね。
そこで、枝豆をヤサイコトバで表すと・・・
「ありがとう、お父さん」
です。
枝豆は、家族の食卓でよく見かける食材ですが、特にビールのお供として人気があります。
その理由はただ美味しいからだけではありません。
じつは枝豆、ビタミンB1やビタミンC、そして肝臓の負担を減らす成分メチオニンが含まれており、これらがお酒のアルコールを分解する助けとなるためです。
父の日には、美味しいビールとともに枝豆を用意して、「ありがとうお父さん」と感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
父親の存在の大切さ、そして枝豆の深い意味を思い出す、最高の一杯になるでしょう。
枝豆「ありがとう、お父さんのレシピ」を紹介します。
枝豆【ありがとう、お父さんのレシピ】
「枝豆とジャガイモのさっぱり炒め」
【材料2人分】
じゃが芋 2個(200g)
むき枝豆 大さじ2
タマネギ 1/4個
ソーセージ 2本
バター 30g(塩分不使用)
すし酢 大さじ2
豆乳 50ml
【作り方】
1.じゃが芋は皮をむき、3cm角に切り、600wの電子レンジで5分くらい加熱する。
2.タマネギはみじん切りにし、ソーセージは3cm幅の斜め切りにする。
3.フライパンにバターを熱し、(2)を入れて炒め、タマネギが透き通ったら(1)・むき枝豆を加えて炒め合わせ、すし酢を加えて少し煮詰め、豆乳を加えてフツフツするまで煮詰める。
4.器に(3)を盛りつける。
ぜひ、父の日に作ってみてくださいね。