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家庭の常備野菜の代表のひとつは何といっても「にんじん」ではないでしょうか?季節を問わず1年中栽培され、毎日の食生活に欠かすことがなく、いつもそばにいてくれるにんじん。緑黄色野菜の王様として私たちの健康を支えてくれる存在でもあります。香味野 菜としても、色合いも艶やかで強い存在にもかかわらず、料理にすると前に出すぎず、ちょこんとそばにいて、味や見た目に華を添えてくれるありがたい存在のにんじん。人生で、こんな存在のパートナーに巡り合えたら幸 せですね。

レタスのふんわりとゆるく巻かれたフォルム、そし て優しい色合いには癒されますね。見た目と同じように食べても癒されるのがレタス。「レタスを食べると眠たくなる」と言われます。これはレタス の茎から出る物質に沈静・催眠の効果があるからだそうです。ストレスがたまっている人は、レタスが持つ優しい愛をたっぷりと食べてみてはいかがですか?また、レタスは金気を嫌い刃物で切ると切り口が変色してしまいます。だから、手で優しくちぎってあげてね。レタスにも優しい愛をこめよう!

中国では「白菜」の発音が「百財」(たくさんの財 産)に通じ、一枚ずつ葉が重なり大きく成長して いくことから財運アップの野菜と言われています。 日本でも冬になるとみんなでつつく鍋物の必需 品は何といっても白菜。家族団らんのシーンには 欠かせない野菜として親しまれています。金運 アップで家庭隆盛。まさに幸福の象徴だね。白 菜は持ってずっしりと重たく、巻きがしっかりとした ものを選ぼう。幸福をしっかりと感じることができ る重さ。そして、ぎゅっと巻かれていて幸福を逃 さないようなフォルムが大切だよ。

じゃがいもを代表する男爵芋にまつわるこんなエピソードから、ヤサイコトバをつけています。 男爵芋の生みの親、川田男爵は、イギリス留学時代、イギリス人女性ジェニーと知り合い恋人となりました。デートでは畑を眺めたり、温かいじゃがいもを食べたりすることが楽しみでした。 二人の交際は順調に進み結婚も約束しましたが、当時は国際結婚が難しい時代で、承諾を得るために帰国したものの父親の大反対で婚約は成立しませんでした。 北海道函館市に渡った川田龍吉男爵は、風景がイギリスに似ておりジェニーのことを思い出しました。 ジェニーと一緒に食べたじゃがいもをこの地で育て食べてみたいと思い立ち、イギリスやアメリカから様々な種いもを取り寄せて試験栽培を行ないました。 その中で「アイリッシュコブラー」という品種が北海道の地に一番適しており、普及させることに努めました。 後に、このじゃがいもは「男爵様が育てたいも」から農家が「男爵いも」と名付けられます。 男爵芋の愛のお話素敵ですよね。あなたもじゃがいもで愛を伝えてみませんか??