じゃがいもを代表する男爵芋にまつわるこんなエピソードから、ヤサイコトバをつけています。
男爵芋の生みの親、川田男爵は、イギリス留学時代、イギリス人女性ジェニーと知り合い恋人となりました。デートでは畑を眺めたり、温かいじゃがいもを食べたりすることが楽しみでした。
二人の交際は順調に進み結婚も約束しましたが、当時は国際結婚が難しい時代で、承諾を得るために帰国したものの父親の大反対で婚約は成立しませんでした。
北海道函館市に渡った川田龍吉男爵は、風景がイギリスに似ておりジェニーのことを思い出しました。
ジェニーと一緒に食べたじゃがいもをこの地で育て食べてみたいと思い立ち、イギリスやアメリカから様々な種いもを取り寄せて試験栽培を行ないました。
その中で「アイリッシュコブラー」という品種が北海道の地に一番適しており、普及させることに努めました。
後に、このじゃがいもは「男爵様が育てたいも」から農家が「男爵いも」と名付けられます。
男爵芋の愛のお話素敵ですよね。あなたもじゃがいもで愛を伝えてみませんか??